はじめに
新卒でWeb広告代理店に入社し、
4年勤務した後、事業会社のWebマーケティング部門の担当者として転職しました。
結果、転職前と比較して20%アップに成功したので、その体験談です。
転職活動について
転職の理由
23歳で新卒でWeb広告代理店に入社し、各クライアントのweb広告案件を運用したり、社内のデータを扱ったりといった仕事をしていました。
仕事にも慣れ、ある程度の仕事を一人でこなせるようになって
入社して4年が経ち、漠然として不安に襲われました。
このままでいいのだろうか。
転職理由は人それぞれでしょうが、
僕の場合は漠然とした不安が理由でした。
20代後半に差し掛かり、
慣れ親しんだ仕事と新卒1社しか経験のないまま30代に突入することに不安がありました。
とにかく漠然とした不安から転職活動を開始します
使った転職サイト・転職エージェントのメリットデメリット
使った転職サイトとエージェントなどは下記です。
・doda
有名転職サイト
メリット
求人数は多いし、キャリアエージェント機能もあるので、
担当者からの紹介求人も豊富です。
デメリット
細かい年収交渉や、条件面のすり合わせなどが結構難しい
・リクナビNETT
有名転職サイト
メリット
求人数多いし、エージェント機能もあるので担当もつく
デメリット
dodaに比べると質が低めの求人が多い気がする。。(個人的所感)
・Spring転職エージェント
エージェントサービスを提供する会社です。
メリット
担当にもよるとは思いますが、
結構希望通りの求人をもらえました
デメリット
担当者によると思いますが、
押しが強すぎて、色々断るのが大変でした。
書類選考
複数の転職サイトと転職エージェントを使って、
気になる求人に応募することにしました。
職務経歴書と履歴書の書き方
職務経歴書と履歴書は応募のうえで、必須ですが
転職エージェントにも相談の上、すべての応募先へ使えるものを用意しました。
書き方のポイントは下記です。
履歴書は簡潔に正しく
履歴書はあくまで「履歴」を掲載するもの。
細かい経歴は職務経歴書に掲載するので、あくまで簡単な自身の情報を掲載しました。
職務経歴書は簡潔に豊富に
職務経歴書は履歴書と違い、職務経歴に関する細かい情報を掲載します。
中途採用の場合、即戦力を期待していることもあり、
職務経歴書はぱっとみてどのようなことをこれまで行ってきたか、
わかりやすく書きましょう。
ただ、細かい職務経歴を細かく書いても企業担当者は読むのが大変なので、
あくまで「簡潔」にわかりやすく書きましょう。
私の場合は下記のように書きました。
・やった業務内容を大まかに
・詳細な細かい内容
・実績
を時系列や、重要度で上から順に積み上げて書きました。
大事なことは、読み手を意識して
文章を読んでもらって面接してもらえるように企業担当者に印象づけることです。
単純な業務内容を羅列するだけにならないように注意しましょう。
書類は転職エージェントにも相談しよう
転職エージェントに相談すると、
書類の書き方や詳細の相談にも乗ってもらえるので、
心配な方は転職エージェントにも聞いてみてば良いと思います。
面接
書類選考が通れば、面接に進みます。
面接のポイント
転職エージェントからも言われましたが、
職務経歴書に嘘なく、正確に書いてそれが通ったのであれば、
基本的にはスキル的には通過です。
なので、面接で企業担当者にみられるポイントは、
「人柄」これのみ!と僕は認識しました。
何事も正直に
僕の経験として、面接で取り繕って見栄を張ったり、ごまかしたりして、
自分を演出して面接に挑むと、たとえ通過したとしても、
内定後に働きだしてもしんどくなるだけだと思います。
なので、とにかく「自分の人柄」が会社にマッチングするのか、
それを企業担当に見てもらうために、正直に面接を受けましょう。
自分の苦手な部分ややりたくないことなど、
企業にとってネガティブな印象を与えそうな部分も聞かれたら正直に答えましょう。
逆質問は自分が気になることを
何社も面接を受けました。
序盤は困っていた、「逆質問」ですが、
何社か受けるとわかりました。
気になる企業は面接中に「逆質問」が浮かんでくる….!
面接では基本的にどの会社も自社のことを積極的に話してくれました。
話を聞いていると、自然と逆質問が浮かんできます。
なので最後まで浮かんだ質問を取っておいて、最後にまとめてぶつけました。
逆に「質問」が浮かんでこない企業は、
あまり自分にとっても興味がない企業でした。
なのでそのあたりは割り切って、テンプレートの逆質問を用意してぶつけましょう。
使ったテンプレート逆質問
- 今の業務や事業の課題は?
- どんな人を採用したい?
- 周りの人はどんな人がいますか?
などです。
年収交渉
個人で年収交渉はハードルが高い
転職で年収をアップさせたい場合、
希望年収をはっきりということが必要です。
例えば、現在の年収から10%アップを希望しているのにも関わらず、
現在の年収と同額を希望しますといった伝えかたをすると、
採用担当者にも現在の年収と同じくらいの金額を提示されることが多いでしょう。
ただ年収を下げてでも入りたいなど、企業によって基準は様々です。
個人での年収交渉はこういった点でも面倒くさく、ハードルが高いです。
初めての転職には転職エージェントと冷静に有効活用しよう

年収交渉やスケジュール調整、企業への窓口、職務経歴書の書き方や各種相談など、
転職エージェントはとにかく希望者を内定させたいので、
様々な相談に乗ってくれます。
転職が初めての人や慣れていない人は転職エージェントにとりあえず相談してみることを
おすすめしますが、注意点も多いです。
転職エージェントは、転職させて初めて売上になる。
転職エージェントは転職希望者が内定から実際に就職することで、
初めて売上になります。
転職希望者を企業に就職させることで、年収の何%かが企業からエージェントに支払われるのです。
なので、とにかくエージェントは内定を獲得させるよう奮闘し、
内定が取れた場合は、誘惑の言葉と一緒に(今後絶対にプラスになる、これ以上いい条件の会社はない など)強く転職を勧めてきます。
でも自分の気持ちを正直にいてください!
本当に入ってもいい会社なのか、今の状況から本当に状況が改善されるのか、
時間はないかもしれませんが、ちゃんと考えないと後々後悔することもあるかと思います。
なのであくまで転職エージェントは「転職させたがる人」と認識して、
冷静に転職活動を行いましょう。
内定辞退の連絡は地獄の空気に
これまで何ヶ月も付き合ってきた、転職エージェントへの
内定辞退の連絡は地獄の空気になるので、気をつけましょう。
僕の場合、応募を10社行って、内定を3つほどもらえました。
ただ、どの企業も個人的にはマッチせずすべての内定の辞退とエージェントに連絡をしました。
電話口でしたが、担当のエージェントの声色が絶望の声に変わっていったことを今でも思い出します。
あと少しで、売上が上がろうとしていたのに、、
転職エージェントの気持ち
転職エージェントの気持ちもとても理解できますが、
あくまで転職活動は自分が主役です。自分の気持ちを大切に、転職活動を行いましょう。
最後に。年収アップのために転職が正解かもわからない
とにもかくにも、転職には、「転職理由」が大切です。
今の環境ではだめなのか、なぜだめなのか、そもそも年収を目当てに転職して
実際のその後の仕事の環境は今までより向上するのかなどなど。
転職理由を明確にして、じっくり転職活動を行うことが大切です。
頑張りましょう!
転職に先立た読んだ本↓
参考になったようななっていないような